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2021/6/16

ユーザーから圧倒的な支持を受け成長した『忍者ツールズ』

インターネットを愉しく豊かに

『忍者ツールズ』がリリースされてから今年(2021年)で19年「くらい」になります。「くらい」って何だよと思われる方もいるかもしれませんが、創業メンバーが個人的に始めたために「この日がリリース日」というのがはっきりしていないんです。ただ何となく2002年にこっそりとリリースして、2003年に法人を設立してちゃんと運営し始めたというのは間違いないです。

1995年に『Windows95』が、1998年には『Windows98』が発売され、世界中でインターネットブームが起きました。その後『Yahoo! BB』が2001年にサービス開始したことにより、国内のインターネット人口は爆発的に増加したのではないでしょうか。

とはいえ、『忍者ツールズ』がリリースされた2002年はまだまだ市場は未成熟。わかりやすい指標の一つとして「インターネット広告市場規模」がありますが、2019年は約1.5兆円というとても大きな市場に育っていますが、2002年は845億円しかありませんでした。『忍者ツールズ』はそんな市場全体としてはまだまだ小さい時期に、他社に先駆けてサービスを展開し、栄華盛衰の激しいインターネットサービス業界において20年近くも運営を続けてる老舗なんです。

創業時の名刺の裏
創業時の名刺の裏

最初期の私たちのVISIONは「インターネットを愉しく豊かに」でした。現在ではSNSなどを通じて個人が自分の意見を発信したり、自己表現、自己実現するのは当たり前の世の中になりましたが、2002年、2003年当時は個人が自分のホームページを持つのも珍しい時代。スマホも当然ありません。家族共用のパソコンからインターネットにアクセスするという人も多かったと思います。しかし私たちは「個人が自己表現する時代は必ずやってくる」と時代を流れを感じとり、個人がネット上で自己表現するにあたって活動が愉しく、豊かに、便利になるようなツールを開発していきました。

手裏剣バナーのアクセス解析

『忍者ツールズ』と言って多くの方が連想するのは「手裏剣の」アクセス解析だと思います。『忍者ツールズ』一番最初のツールにして、最大のヒットとも言えるのがアクセス解析ツールでした。他社からも同様のアクセス解析はリリースされていたのですが、手裏剣バナーのオシャレさと「生ログ」というリアルタイム解析がユーザーの支持を得て、ロングヒットとなりました。

またアクセス解析と同時期にアクセスカウンターというツールもリリースしました。「キリ番ゲット」っと言う言葉が懐かしく感じる方も多いと思いますが、数あるブログやホームページで導入され、当時インターネットを利用していた人なら、必ず一度は目にしたことがあるかと思います。

ホームページやブログの左上にさりげなく現れる手裏剣バナー
ホームページやブログの左上に
さりげなく現れる手裏剣バナー

その後、無料ホームページサービス、ブログサービスなど次々にリリースしていきます。ユーザーが欲しがってるものを想像し、それを素早く開発し、リリースする。これが創業時のスタンスでした。作っている私たちが圧倒的なインターネットユーザーだったため、「自分たちが欲しいものは、きっとみんなも欲しいもの」という流れで開発していました。

『忍者ツールズ』は創業時より広告出稿はいっさいやらず、口コミだけでユーザー数を増やしていきました。それだけ世の中のニーズに合ったサービスを提供できていたということかもしれません。

しかし、外部環境はどんどん変化していきます。個人の自己表現の場がPCからガラケーに移行し、さらにガラケーからスマホへと変化していく中で、創業当初から提供されていたサービスも徐々に時代の流れから遅れていくようになっていきます。そして昨年「8つのサービスの終了」を発表しました。この発表を受けてSNS上では「なつかしい」「お世話になった」などのコメントが多数投稿され、またメディアでもこのことが取り上げられたりもしました。

進化しながら今も続く『忍者ツールズ』と私たち

『忍者ツールズ』の中でも長年主力ツールとして存在感を放ち続けていたアクセスカウンターなどはサービスを終了することになりましたが、忍者アクセス解析など一部のサービスは引き続き利用可能です。私たちもずっと何もしなかったわけではもちろんなくて、サービス存続の危機があるたびに新たなサービスを開発、リリースしてきました。

かつて主力サービスの一つで、当時会社の売上の何割かを占めていた『忍者アド』を終了せざるをえなくなった際に、素早く替わりとなるような広告サービスを開発し、リリースすることができました。その後、このサービスは急成長し、『忍者アド』をも上回る成功をおさめました。そのサービスが『忍者AdMax』です。『忍者アド』を運用することによって得たノウハウ、そして長年、メディア側として広告と向き合ってきた私たちだから作り出すことができた会心のサービスでした。

現在私たちは『忍者ツールズ』『忍者AdMax』そして広告主様向けの『忍者DSP』の3つを軸に会社運営、サービス運営をしています。今後も引き続き、広告系のサービスを中心にすえながら、創業の想い「インターネットを愉しく豊かに」「インターネットにおいての自己表現をサポートする」ようなサービス、ツールをどんどん生み出していきたいと思っています。もっとシンプルに言うと、すごいWebサービス、ツールを世の中に送り出していきたいと考えています。

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