コラム

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2022-10-19

アドテク企業としての忍者ツールズと『忍者広告マーケット』

忍者ツールズでは、『忍者AdMax』『忍者DSP』の2つの広告サービスを運営しています。
これらは、「アドテクノロジー」と呼ばれる領域のサービスです。

アドテクノロジーという言葉が広く一般に出始めたのは2010年頃でした。
2008年のリーマンショックを受けて多くの金融工学エンジニアが広告業界に流れ、株式市場で使われていたオークションシステムが広告に持ち込まれたことがきっかけだと言われています。

アメリカでの急激な発展を後押しに、日本でも2011年頃から多くのアドテクサービスが立ち上がりました。
その真っ只中である2011年の8月に、SSPサービス『忍者AdMax』がリリースされました。

当時は、「枠から人へ」を合言葉に、新しいベンチャーがたくさん立ち上がり、大手企業からの参入も相次ぎ、海外の企業も続々と日本に進出してきました。
この後、市場競争の中で整理淘汰が進むことになりましたが、ユーザーの皆様からのご支援のお陰で忍者AdMaxは10年を超え、国内最大級のSSPとして今なお成長し続けています。
また、2016年にはDSPサービスの『忍者DSP』も立ち上がり、会社の主力サービスになりました。

一方で、時は流れ、サードパーティーCookieを使ったターゲティングへの懸念も広がり、制限強化などの議論も本格化してきました。

「枠から人へ」の合言葉のもと、広告業界ではいかに訪問者の興味関心に合わせた広告配信ができるかを競っていましたが、時代は流れ、「人から枠へ」といった手法への回帰が起こっています。
この10年で流れは変わりました。脱Cookieの潮流は今後不可避です。

しかし、ただ昔のやり方に戻ることはありません。
私たちは、今の時代に合わせた、今の時代なりの新しい方法を提案していきます。
そんな想いから、新サービス『忍者広告マーケット』を立ち上げています。
昔ながらの広告枠売買のやりとりを、2022年現在のやり方で再定義するまったく新しい手法です。
ターゲティングに依存せず、効果のある枠を自由に買い付けることができる、透明性の高い自由市場を作りました。
新しい広告売買のカタチを提案する、実験的なプロジェクトです。

忍者ツールズの新しい広告サービスにぜひご期待ください。
https://admarket.shinobi.jp/

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